
2019年9月4日、5日の開催の「福島県しらかわ地域企業展示交流会(主催:(一社)産業サポート白河、白河市)」に出展してきました。昨年、弊社の社長がテレビに映ったイベントですよ!
こちらは白河地域に就職を希望する県南地域の高校生や大学生を対象としたもので、このイベントを通して地元にある企業を学生さんたちに知ってもらうというのが目的です。
出展に向けて色々準備をするのですが、毎年学生さんに大人気のウレタン素材のバルーンに加え、今年は社長の「傘で一人用プラネタリウムを作るのはどうかな」という一言をきっかけに、近藤がプラネタリウムを作ることになりました。
弊社が製造しているフィルムの中に白黒ポリオレフィンフィルム
https://www.takeda-sangyo.com/plastics/wbr.html
というものがありまして、光を99.9%カットするという特徴を生かしプラネタリウムを手作りすることができるんですよ!
よく、学校の天文学部などが文化祭等でプラネタリウムを製作する際などに使用していただいています。
今回は白黒白の三層構造になっているWBW-R薄さ0.06mmの遮光フィルムを使います。
材料:ビニール傘、セロハンテープ、両面テープ、WBW-Rのフィルム
8月30日
まず、品質管理部の小島さんにお願いしてWBW-Rのフィルムを持ってきてもらい、傘の三角の部分にフリーハンドで合わせて切ってみました。
傘のビニールの外側から貼っていたところ、生産管理部の大橋さんから内側からの方が良いんじゃない?とアドバイスを頂き内側から貼る作戦に変更。途中、同じく生産管理部の小室さんに傘を持ってもらいながら完成図をイメージをしながら貼ります。
だんだんフリーハンドで切ったフィルムのサイズが合わなくなってきて隙間が開いたりしてましたが、とりあえず形にしなければとの思いで一旦完成。
9月2日
明日が荷物の搬入日ですが、休み明けに見たプラネタリウムの出来に納得がいかず、一度周りの垂れ幕部分をすべてはがして、今度はサイズを測ってカットし貼り直しました。
もうこの時点で間に合わない!と内心焦っていましたが、大橋さんが内側に貼る傘の骨を隠す部分のフィルムを切ってくれたり、小室さんが実際に中に入って隙間が開いているところを貼ってくれたりすごく助かりました!!
何とか完成して、無事に企業展示交流会にてお披露目できました~~~!
(間に合わないかと思った~~~;;)

当日は社長が自宅から持ってきてくれたプラネタリウムの投影機を足元に置き、中に入った人が傘の持ち手を持って外の人が入り口をぴったり塞げば一人用プラネタリウムのできあがりです。

中に入った高校生が「わー!きれい!!」「すごい!ちゃんと見える!」など歓声をあげ喜んでくれたので作った甲斐があったなと思いました。
途中プラネタリウム投影機が電池切れになって、白河市の職員さんに助けられたりなどハプニングもありましたが無事に2日間終了しました。(その節は大変お世話になりました)
これをきっかけに、フィルムの中にもいろんな特性を持ったものや、実際の生活で目にするフィルムなどに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
このプラネタリウムは今後何かの機会でまた使えるように改良予定です!


