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ブローアップポリプロピレンフィルム BUPP

BLOWN UP POLYPROPYLENE FILMS

金属探知機・電子レンジ対応のレトルトパウチを実現できる
アルミフリー(アルミレス)の遮光ポリプロピレンフィルムです。

空冷上向き多層インフレーション方式フィルム製造機械にて製膜した多層ポリプロピレンフィルムです。耐熱性・剛性に優れるため、レトルトやスタンディングパウチのシーラントとしてお使い頂けます。一般のレトルトCPPに比べて機械強度が強いため、その分の薄肉化も可能です。当社の得意な着色ももちろん可能。白黒白3層構成の「BUPP-WBW」、3層コンクの「BUPP-3W」など、印刷では表現できない、遮光性・隠ぺい性が付与できます。


特徴

1空冷上向きインフレーションでつくる“高強度・低臭フィルム”


BUPPは空冷上向きインフレーション法で製造しております。
一般的なTダイキャスト法で製造されるCPPに比べ、分子量の高い原料を低温で成形しているため、高い機械強度が得られます。
下記BUPPと某社ハイレトルトCPPフィルムの物性比較値からも明らかの様に、
BUPPの方が縦及び横方向の引張強伸度が約20~40%強いので、その分の厚みの薄肉化が可能です。
また、低温でゆっくりと成形することでプラスチック臭の原因となる成分の揮発が少ないため、“ポリ臭”の少ないフィルムが実現します。

  • BUPP vs CPP 物性比較
BUPPと某社ハイレトルトCPPフィルム(共にフィルム厚み60μ)の機械強度を測定比較してみました。

物性値

品名 試験方法 単位 フィルム方向 BUPP-WBW A社CPP
引張強度 JIS-K-7127    Mpa    MD 46.0 38.0
TD 34.2 37.4
伸度 JIS-K-7127  % MD 687 538
TD 787 811
引裂強度 JIS-K-7128-2 N/cm MD 0.4 0.5
TD 3.6 9.0
剛性 ループ ステフネス mN MD 100 46.9

TD
94.2 44.8


※以上の数値は測定値であり規格値ではありません。
 

荷重-伸長曲線


各フィルムを引張試験機で測定し、その材料が破断するまでの荷重と伸長との関係を表した曲線です。
WB-R図④.jpg

 

2アルミ同等の“遮光性・隠ぺい性”


BUPP_WBW図.jpg
「BUPP-WBW」は、中間層にカーボンブラックを練りこむことで
遮光機能を付与し、酸化チタンを練りこんだ白層で両サイドをサンドすることで
両表面を白色に仕上げました。アルミ箔同等の遮光性があり、光を嫌う内容物でもアルミフリーなパッケージを実現します。
3層全てを白層にした「BUPP-3W」(乳白ポリプロピレンフィルム)は紫外線を100%カットするので、紫外線のみカットすれば十分な内容物にお勧めです。
「BUPP-WBW」、「BUPP-3W」共に隠ぺい性にも優れているため、レンジアップ対応スタンディングパウチなどで、印刷だけでは出せない高級感が演出できます。



  • BUPP-WBW・BUPP-3W 遮光データ
 

光線透過率

200nm~800nmの各光線がフィルムを透過する割合を測定して表したグラフです。
BUPP-WBWは紫外線~可視光線を99.9%以上、BUPP-3Wは紫外線を99.9%以上&可視光線は70%ほどカットします。BUPP遮光データ.png

3食品包装としての安全性


厚生省告示第370号及び201号、ポジティブリスト(PL)、FDA§175.300(A)規格に適合しています。食品パッケージのシーラント材として安心してお使いいただけます。

4独自の製膜法で特許取得


空冷上吹きインフレーション方式でのPP製膜は珍しく、当社独自のその製法は特許取得済です。

用途

アルミフリーの遮光パッケージ





「BUPP-WBW」は遮光機能が付与されたシーラントとしてご使用いただけます。
遮光が必要な内容物もアルミレスのパッケージ構成にすることができます。
内容物がガス及び水蒸気バリア性も必要とする場合は、シリカ蒸着PETなどバリア基材と組み合わせてください。
パッケージをアルミフリーにすることで、食品会社の最終異物検査工程で金属探知機の使用が可能になります。
また、CO2負荷(カーボンフットプリント)は、アルミ使用時に比べて約半減できます。

構成例:シリカ蒸着PET 12μ/O-NY15μ/BUPP-WBW 60μ

レトルト食品パッケージ



 




耐熱性のあるポリプロピレン素材のため、レトルト食品パッケージのシーラントとしてお使い頂けます。光を嫌う内容物でもアルミフリーの構成にすることができ、“蒸気口”付きの袋であれば、電子レンジ対応包材としてご使用いただけます。  電子レンジ対応包材は、食品を温める際に必要な“お皿に移し替える” “湯煎する”といった手間が省けるため、忙しい現代人に支持されて採用が拡がっています。 

構成例:シリカ蒸着PET 12μ/O-NY15μ/BUPP-WBW 60μ

関連情報

採用事例のご紹介

スタンディングパウチ



 



通常のレトルトCPPに比べ倍以上のコシがあるため スタンディングパウチのシーラント材として最適です。「BUPP-WBW」・「BUPP-3W」であれば隠ぺい性も抜群のため、色彩が鮮やかで高級感のある印刷表現が可能になります。 スタンディングパウチであれば外箱も不要でスマートな包装が実現します。


構成例:直線カットPET 12μ/バリアNY 15μ/BUPP-WBW 60μ・BUPP-3W 60μ

 

 

製品仕様

※横にスクロールしてご覧いただけます。

品名 BUPP-WBW BUPP-3W
色相構成 白/黒/白 乳白(白/白/白)
耐熱性 ハイレトルト対応 ハイレトルト対応
遮光 全光線透過率0.01%以下 紫外線透過率1%以下
規格品
(厚みμ×幅mm×巻m)
60×900×2,000    
60×940×2,000
60×980×2,000
上記以外は下記スペック範囲で受注生産対応
オーダーメイド対応 厚み(μ) 60~80 50~100
幅(mm) 700~1,000 700~1,000
巻m 2,000 2,000
必要ロット 重量で約1,000kg~応相談 重量で約2,000kg~応相談

※BUPP-3Wは規格品がなく全て受注生産対応となります。
※以上の数値は測定値であり規格値ではありません。
 

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