こんにちは、武田産業の増田です。
1. ナフサって何?
ナフサは、原油を精製してできる液体です。
• 役割: 私たちの身の回りにある、ペットボトル、ビニール袋、家電のプラスチック、
服のポリエステル繊維、タイヤの合成ゴムなど、ほぼすべての「石油化学製品」の原料になります。
2. なぜ価格が注目されるの?
ナフサの価格が動くと、その下流にある製品の価格も「連動して」変わる仕組みがあるからです。
ナフサフォーミュラ: 日本の化学業界では、ナフサの価格が1,000円上がったら、
製品価格を〇円上げるといった「数式(フォーミュラ)」による価格決定ルールが一般的です。
影響力: ナフサ価格を追うことで、将来のプラスチック製品や日用品の値上げ・値下げの波を予測できます。
3. 価格を決める「3つの要素」
要素
① 原油価格: 原料である原油が高くなれば、当然ナフサも高くなります。
② 為替(円安): 日本はナフサの多くを輸入しているため、円安になると買い付け価格が跳ね上がります。
③ 需給バランス :世界中でプラスチック製品の需要が増えたり、製油所がトラブルで止まったりすると供給不足で高騰します。
4. 知っておきたい「国産ナフサ価格」という基準
日本でビジネスをする上で最も重要な指標が、
財務省の統計をもとに算出される「国産ナフサ価格」です。
• 計算のヒント: 3ヶ月間の「輸入平均価格」に、輸入諸経費(約2,000円)を足したものが基準になります。
• タイムラグ: 今日の原油安がすぐに店頭価格に反映されるわけではなく、
3ヶ月〜半年程度の時間差(タイムラグ)をおいて影響が出てくるのが特徴です。
5. まとめ
「ナフサ価格が上がる」ということは、
巡り巡って「私たちの会社の仕入れコストや、家庭の買い物代が上がる」というサインです。
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ナフサとは?価格が注目される理由とその影響
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