昨年は皆様には大変お世話になり本当にありがとうございました。
新年、明るい話題で始めたいところですが、新型コロナウィルスの感染者は増え続けており、ついに緊急事態宣言が現実味を帯びてまいりました。“withコロナ”の生活は残念ながら今年もまだまだ続きそうですね。
年末年始の挨拶回りも自粛モードで、例年通りにはお取引様にお会いできておりませんが、今年は“お年賀”グッズとして、武田産業オリジナルのマスクケースを作ってみました。このご時世、必須アイテムのマスクを食事などで外す時、感染予防にもエチケットとしてもケースに入れたいもの。また予備のマスクを携帯するにもぴったりです。しかも、このマスクケースは抗菌加工付き。弊社の❖ロゴを鬼滅旋風で流行の大正ロマン風テイストにあしらったおしゃれプリントで、このコロナ禍で少しでも皆様のテンションを上げて頂ければと願いをこめました。
長期化するコロナ禍の下、「コロナが収まったら」と何か行動を起こすのを待っていてはいつになるか分かりません。現状下で、やりたいこと、やるべきことをどうしたらできるかを前向きに考えて行動していくことが、より求められると思っています。
2021年武田産業の活動予定は…
そんな中、弊社で今年予定していることや、やりたいと思っていることは、、
まず、今年の2月に「TOKYO PACK 2021」（東京国際包装展・2/24～26@東京ビッグサイト）に出展いたします。パッケージのアルミレスを実現する環境負荷の低い遮光ポリオレフィンフィルムに最薄の30μが新登場。また、先のブログでも触れた開発中の「遮光ガスバリア」フィルムは、何とかお披露目できそうな運びで現在進捗しております。
乞うご期待ください！
また、高機能プラスチックフィルム部門では、今春、無黄変タイプのTPU（熱可塑性ポリウレタンフィルム）をリリース予定です。TPUは国内でもフィルム製膜メーカーが少なく、弊社宛にも日頃より多くの問い合わせを頂いていております。TPUは、強靭な機械強度や他のプラスチック素材にはない特徴を持っていますが、一方で“加水分解し黄変しやすい”という弱点を持っています。この黄変を抑えたタイプのTPUが欲しい、というお客様の声にお応えしてここ数年開発を続けてきました。是非、ご評価頂ければ幸いです。
梱包材ソリューション部門では、主力商品のGP（グレイスパット）に加え、昨年はポストイン＆外箱一体型の「グレイスキューブ」をリリースしました。コロナ禍における巣ごもり需要を背景に、今年もこの商材を広くご提案していきたいと思っています。また、このグレイスパットやグレイスキューブの段ボールパットに高精細な印刷を施した「グレイスパットピクチャー」も今春に本格リリース予定です。人と人とのリアルな接触が難しい中、商品を包装するグレイスパットを“コミュニケーションツール”としてお使い頂けるような提案をしていきたいと思っています。
“コロナ”というハードルはありながらも、今年も以上の様な活動を展開することで少しでも世の中に貢献していきたいと思っております。こうした我々の活動・提案に対して、どうぞ皆様、今年も引き続き忌憚なきご意見、ご指導、ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。
