株式会社武田産業
TOPページ > 100年のクリエイティブブログ > 高機能フィルム > シーラントフィルムとは?フィルムメーカーが教える密封の基本

シーラントフィルムとは?フィルムメーカーが教える密封の基本

CREATIVE BLOG

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
シーラントフィルムとは?フィルムメーカーが教える密封の基本

 こんにちは、武田産業営業の増田です。

今回は、袋作りに欠かせない存在シーラントフィルムのお話です。

「名前は聞いたことあるけど、何のためにあるの?どんな種類があるの?」
「内容物に合う素材が分からない
そんな疑問にわかりやすくお答えします!

シーラントフィルムとは?

「シール」=「接着する」「ふさぐ」「封緘(ふうかん)する」という意味で、
熱で溶かして口をピタッと閉じるためのフィルムのことです。

袋の一番内側に使われていて、ヒートシール機や包装機の熱で接着される部分になります。

シールという名前の通り、中身の漏れ防止・酸化防止・衛生保持など、
製品の品質を守る重要な役割を担っています。

商品を袋詰めし、最後にピタッと閉じる。
この「袋の最後の仕事」をするのがシーラントフィルムです。

主なシーラント素材とその特徴
ポリエチレン(PE)   ・・・
汎用性が高く、低温でのシール性が優秀。冷凍食品や軽包装に最適
ポリプロピレン(CPP)・・・高温に強く、レトルト食品やボイル対応の包装に使用
EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体・・・ 低温での接着力に優れ、特殊用途に使われることが多い

これらはすべてラミネート構成の内層材として使用され、
表層フィルム(PETONYなど)と組み合わせて機能性を持たせます。

 “シーラントフィルムの選定の重要性!
適切な素材選びができていないと、以下のような問題が起こることもあります。
袋がしっかり閉じない → 内容物の漏れ・品質劣化のリスクあり
シール不良(製造時) → 機械速度や温度との相性が悪い場合に発生
中身との相性が悪い   → 油分・アルコール・酸性食品などで接着不良に

これらはすべて、シーラントフィルムの見直しで改善可能です。

武田産業のシーラントフィルム紹介
武田産業が製造しているシーラントフィルムを紹介します!!

 白黒ポリオレフィンフィルム(WBW  商品ページはこちら
ポリエチレンタイプの遮光シーラントフィルム 
✨アルミ代替シーラントフィルムで光に弱い内容物を守る
✨電子レンジ・金属探知機対応包材
✨表面が白く意匠性に優れる
✨PL適合済み
冷凍食品の採用実績多数!!

 ブローアップポリオレフィンフィルム(BUPP)  商品ページはこちら
ポリプロピレンタイプの遮光シーラントフィルム
✨アルミ代替シーラントフィルムで光に弱い内容物を守る
✨耐熱性がありレトルト食品にもぴったり
✨表面が白く意匠性に優れる
✨PL適合済み
✨コシ感があり、スタンディングパウチにも◎
レトルト食品の採用実績多数!!

まとめ:密封の要、シーラントフィルムの選び方が製品の安心を左右します

シーラントフィルムは、袋の密封性・品質保持・生産効率に大きく関わる要のフィルム
見た目には目立ちませんが、中身をしっかり守る縁の下の力持ちです。
武田産業では、実績とノウハウを活かし、製品に最適なフィルムをご提案します。
サンプルが欲しい、詳しく話を聞きたいなどありましたら、

こちらお問い合わせフォームまで。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

総合お問い合わせCONTACT

お問い合わせ

お問い合わせ

武田産業について各種お問い合わせ、資料のご請求は、
お気軽に下記までご連絡ください。

総務部 03-5662-1720 / 受付時間 9:00~17:45(土日・祝日除く)