
熱可塑性樹脂は、金属やガラスなどと比較し耐熱性にはそこまで優れておらず、合成樹脂は燃えやすい性質があります。
その燃えやすさ、燃えにくさを表す指標を、
最低酸素指数LOI (Limited Oxygen Index)と言います。
LOIは燃え続けるのに必要な酸素量を示したもので、値が大きいほど酸素を必要とするため
空気中では燃えにくいものと言えます。
難燃性の区分としては、酸素指数が21以下の者は延焼性、22~25のものを自己消火性、26以上の物を難燃性と区別しています。
ちなみにポリエチレンは17.4、ポリプロピレンは17.4~18になります。