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グレイスパット 新規用途開拓営業よもやま話

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グレイスパット 新規用途開拓営業よもやま話

さて、こちらのブログで話題の中心、「グレイスパット」製品開発の顛末は、社長と哲三博士による涙ぐましくも美しい「開発秘話」として4回に渡って紹介されてきました。

今回は、この「グレイスパット」を、どうやって、誰に、使ってもらうのか? 「こんな便利な梱包資材があるのですが、何か使い道はありませんか?」では、評価もしていただけません。お客様が使われる場面、その際の利便性を想定し、「こんなふうに使うと、こんなメリットがありますよ」と、訴えないと、話も聞いてもらえません。 新規用途開拓営業よもやま話にお付き合いください。

プラスチックフィルムでも主に工業用途、いわゆるエンジニアリングプラフィルム。 ポリエステルやポリカーボ、PPSにポリイミド。特殊蒸着やコーティング加工品。それらを細長くテープ状に加工する事をスリットと言います。特に狭巾をマイクロスリットと言います。 例えばポリエステルフィルム50μ 5mm×1000m巻き 3インチの巻き芯で、外径約267mm 重量350g位です。その見た目から「レコード巻き」なんて呼んでいました。 今はこの「レコード」が解りませんかね(笑)? ポリイミドフィルムの加工品なら、1巻1万円以上になる事もある「レコード巻き」、崩れてしまうと修復不可能、そこで、「グレイスパット」が使えないかと発想したのでした。
まずは在庫の標準パットで試してみました。

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製品の挿入も容易、梱包してしまえば、荷扱い起因で崩れてしまう可能性はほぼありません。更に巻き芯を固定する為の穴を設け、キャップワッシャーで固定する事も思いつきました。
可能性を感じ、φ30cm対応の試作品を作って、関東近県、と大阪、京都まで行商に行ったのですが・・・

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「なるほど、梱包は簡単だね、見た目もいいいね、荷崩れし難いね・・・」
等々面白いとは言ってもらえるものの、採用への道は遠いですね。

試作加工品を数巻、海外へ送るなんていう場面には持ってこいの梱包資材ですが、
量はそれほど必要ない...段ボール抜き加工品なのでクリーン対応が...。既存梱包資材に対してコストが見合わず...。

「とりあえず、面談室、ショールームに、製品を入れて飾っておくよ」
ええ、それでもいいんです。少しでもお客様、お客様候補の目に触れる機会が増えれば。
このφ約30cm対応のパットと専用箱、まだストックありますので、関心持たれましたら是非お問い合わせください。

生活産業部 宮本 信久

業務内容:「グレイスパット」他、フィルム緩衝梱包資材の新規拡販

業務内容:仕事とサーフィンしばらく休止中ですが「親父バンド]のBass&Vo レコード収集、主に70年代欧米ロック。 調理師免許持ってたりします・・・。

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